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家庭菜園って、方角と日当たりで難易度がガラッと変わりますよね。特に南向きや南西向きで日当たりが良すぎると、葉焼けや水切れが出やすくて、トマトの着果不良や実の日焼けまで起きがちです。
一方で、日当たりが悪い家庭菜園の野菜選びや、半日陰の野菜一覧を探している人も多いはず。方角の日照特徴(南東や北西など)を押さえつつ、日当たり強すぎの葉焼け対策、家庭菜園の日照過多の症状、トマトの葉焼けが夏に起きる理由、西日対策の家庭菜園の工夫まで、まとめて整理します。
遮光ネットの選び方や遮光率、家庭菜園での遮光と寒冷紗、庭の日よけを手作りする発想、暑さ対策としての野菜の水やり、夏越しの葉物栽培、マルチングの効果(水分保持)やコンパニオンプランツで日陰を作るコツ、灌水タイミング(朝と夕方)まで、あなたの環境に合わせて組み立てられるように解説していきます。
- 方角別の日照のクセと季節の見え方
- 日当たりが良すぎる時に出る症状の見分け方
- 遮光ネットや寒冷紗など現実的な対策の選び方
- 作物別のコツと水やりで失敗を減らす方法
家庭菜園の方角で日当たりが良すぎる原因と影響
ここでは、方角ごとの「光の当たり方の違い」と、日当たりが良すぎることで起きやすいトラブルを整理します。原因が見えると、対策はグッと選びやすくなりますよ。
家庭菜園の方角別日照時間の目安

家庭菜園でよくあるのが、「南向きだから最高」と思っていたら、夏に強すぎて大変だったパターンです。日本は季節で太陽の高さが変わりやすく、特に春〜夏は太陽高度が上がるので、南向きは長時間直射が入りやすいぶん、土の乾きと地温上昇が強く出ます。ここ、気になりますよね。日当たりが良い=常に良い、じゃないのが家庭菜園のややこしいところなんです。
ざっくりのイメージとしては、南向きは日照が最長で冬も暖かめ、南東は午前が強く午後が落ち着く、南西は午後〜夕方が強く西日が刺さりやすい、東向きは朝が勝負で午後は陰になりやすい、西向きは午後が暑い、北向きは直射が少なく葉物やハーブ向き、という感じです。ただ、これは「方角だけ」の話で、実際は周囲の壁や隣家の影、ベランダの奥行き、手すりの高さでも日照時間が変わります。
方角×季節で「強い時間帯」が変わる
私がよくやるのは、季節の変わり目に「午前・正午・夕方」で影の形をメモすることです。春と夏で影の入り方が違うので、同じ場所でも育てやすい作物が変わってきます。たとえば、春は南向きがちょうど良くても、梅雨明け〜真夏は南西側からの照り返しで想像以上に熱くなったりします。逆に冬は、南向きが有利で、北向きは日照が足りずに生育がゆっくりになりがちです。
同じ南向きでも、壁の反射(白壁・コンクリ)や風の抜け方で体感は変わります。まずは晴れの日に「午前・正午・夕方」で影の動きを見ておくと判断がラクになりますよ。
日照時間の「目安」だけで決めないのがコツ
よく「果菜類は日照6時間以上」みたいな目安が出てきますが、家庭菜園は畑よりも反射熱が強い環境が多いので、単純に時間だけで判断しないほうが失敗が減ります。南向きで6時間当たるけど、風が抜けず鉢が小さいなら乾きが早すぎる、みたいに条件が重なると難易度が上がります。逆に東向きで午前だけしっかり当たる場所でも、風通しが良くて土量が十分なら、夏野菜が案外うまくいくこともあります。
方角の見方は「何時が一番きついか」を探すのが近道です。
- 午前がきつい:南東・東で夏の朝日が強い
- 午後がきつい:南・南西で日中の直射が長い
- 夕方がきつい:西・南西で西日と熱風がセット
このあと出てくる遮光や水やりの話も、結局は「きつい時間帯」を外す設計がポイントになります。まずはあなたの畑やベランダが、どの時間に一番つらそうか、そこから一緒に整理していきましょう。
家庭菜園の日当たり強すぎる時の葉焼け対策

日当たりが強すぎると起きやすいのが葉焼けです。葉の表面が白っぽく抜けたり、茶色く焦げたようになったりして、光合成が落ちて生育が止まりがちになります。葉焼けは「光」だけでなく、「高温」「乾燥」「風(熱風)」がセットで来ると一気に進みます。だから、葉焼けを見たら「光を弱める」だけじゃなく、「水が足りてる?」「風が抜けてる?」もセットで確認すると原因が見えやすいです。
まずは症状の見分け:葉焼けっぽいサイン
葉焼けは、葉先から白っぽく抜けたり、葉縁がチリチリして褐色になることが多いです。新しい葉より、外側で直射を受けている葉に出やすいのも特徴です。病気だと斑点が広がったり、カビっぽいものが出たりしますが、葉焼けは「当たっている面」がダメージを受けやすい印象です。ただ、見た目だけで断定しないほうが安全なので、症状が強いときは無理せず相談先を使ってくださいね。
私が最初にやるのは、直射を少しだけ削ること。遮光ネットなら遮光率20〜50%あたりが一般的な目安で、いきなり濃い遮光にすると徒長しやすいので注意です。まずは午後だけ・西側だけみたいに部分運用にすると失敗しにくいです。いきなり「全面を覆う」よりも、まずは「一番きつい時間帯」を狙って弱めるのがコスパ良いですよ。
葉焼け対策の基本はこの3つです。
- 遮光は「強い時間帯だけ」から始める
- 土を乾かしすぎない(マルチングで蒸散を抑える)
- 風通しを確保して蒸れと熱こもりを減らす
遮光以外で効く「地味だけど強い」対策
遮光ネットが定番ですが、地味に効くのがマルチングです。ワラ、バーク、腐葉土、白いマルチなど、素材は色々ですが、目的は「土の蒸発を抑える」「地温の上昇を抑える」です。日当たりが良すぎる場所は、土がカラカラになりやすいので、根が水を吸い上げる前に蒸発で負けちゃうんです。マルチを敷くだけで水の持ちが変わるので、私は遮光とセットで入れます。
もう一つが「鉢の置き方」。コンクリ直置きだと鉢底が熱くなり、根が弱りやすいです。すのこやブロックで少し浮かせて風が通るようにするだけで、根の調子が変わることがあります。あと、葉が混みすぎていると蒸れて逆に弱りやすいので、整枝は「軽く」が合図です。やりすぎは株が疲れます。
遮光を強くしすぎると、徒長(ひょろ伸び)や花数の減少などにつながることがあります。作物の様子を見ながら、段階的に調整するのが安全です。
葉焼け対策は「これで終わり」じゃなくて、気温が上がるほど必要量が変わる感じです。なので、真夏は遮光を入れて、気温が落ち着いたら外す、みたいに“季節で可変”にしていくのが一番ラクかなと思います。
家庭菜園の日照過多の症状とリスク

日照過多は、見た目の変化がいくつか重なって出ます。代表的なのは、しおれやすい、葉先がチリチリする、花が落ちやすい、実が変形する、実の表面が白く抜ける(果実の日焼け)などです。トマトだと尻腐れのように見えるケースもありますが、これは水分・カルシウムの巡りの問題が絡むこともあり、原因が一つとは限りません。だからこそ、症状を「一個ずつ」分解して見たほうが、対策がズレにくいです。
見た目だけで病気か生理障害かを断定するのは難しいことがあります。心配なときは、自治体の園芸相談やJAの相談窓口、園芸店などの専門家に写真を見せて確認するのが安全です。正確な情報は公式サイトや公的機関の案内もあわせてご確認ください。
症状を「葉・花・実・土」で整理すると迷いにくい
私がチェックする順番はこんな感じです。まず葉。葉が白っぽくなる、葉先が枯れる、葉が巻く、葉が硬くなる。次に花。花が落ちる、花粉が出にくい感じがする、受粉しない。次に実。実がゴツゴツする、裂果する、日焼け跡が出る、色づきが遅い。最後に土。表面がカチカチ、鉢が軽い、夕方にはしおれる。これを見ていくと、原因が「光だけ」なのか、「水が追いついてない」のか、「暑すぎて代謝が崩れてる」のかが見えやすくなります。
日照過多の「本当の怖さ」は連鎖すること
日照が強いと土が乾く→根が水を吸えない→葉がしおれる→光合成が落ちる→実が太らない、みたいに連鎖が起きやすいです。特に真夏の35℃前後の日が続く時期は、光合成が追いつかずに代謝バランスが崩れやすいです。だからこそ「遮光+水+風」のセットで考えるのが近道かなと思います。
日照過多のリスクを止めるために、私が最優先で入れるのはこの順番です。
- 西日などピークの遮光(部分運用)
- 朝の灌水で根域を先に満たす
- マルチングで蒸発負けを減らす
- 株元と葉の風通しを確保する
「葉が焼けたから遮光する」でもOKなんですが、できれば葉が焼ける前にピークを削っておくと、回復が早いです。日照過多は、症状が出てから止めるより、出る前に予防したほうが結果的にラクになります。
家庭菜園のトマト葉焼け夏の原因と対処

トマトは日光が好きな果菜類ですが、夏の強光と高温が重なると葉焼けや果実の日焼けが起きやすくなります。よくあるのが、風通しを良くしようとして葉を取りすぎて、実が直射を受けてしまうケースです。ここ、トマトあるあるなんですよね。整枝のつもりが、結果的に「日傘」を外してしまう感じです。
トマトは「葉で実を守る」作物
私の基準は「実にうっすら影がかかる程度」。外側の葉は日傘として残し、内側の混み合いだけ整理するイメージです。摘心やわき芽かきで樹勢を整えつつ、必要なら遮光でピークを削ります。実が露出していると、強い光が当たる面が白く抜けたり、硬くなったりして、食味も落ちやすいです。
夏の着果不良は「暑さ+乾き」で起きやすい
夏は花が咲いても受粉がうまくいかないことがあります。高温だと花粉が弱ったり、乾燥が強いと花が落ちやすくなったりします。だから私は、真夏は「朝に根域を満たす」「日中のピークを遮光で削る」「風通しで熱を逃す」をセットで回します。気温が高い日は、作物の頑張りを引き出すというより、ダメージを減らして“維持する”イメージのほうが近いです。
トマトの「実の日焼け」や「表面の変色」は、ピーマンなど他の果菜類でも起きます。実のトラブル全般の考え方を広げたい場合は、家庭菜園でピーマンが茶色になる理由と対処も参考になります。
対処は「戻す」より「これ以上悪化させない」
葉焼けした葉は元には戻りません。だから、今ある葉を守りつつ、新しい葉が健全に展開できる環境に寄せるのが大事です。遮光でピークを下げ、マルチングで乾きを抑え、朝の水やりで日中のしおれを減らす。あとは肥料を焦って増やさないこと。弱っている時に肥料を強くすると、余計にバランスを崩すことがあります。追肥は株の様子を見て、無理なくが基本です。
なお、遮光や水やりの量は「これが正解」と断定できるものではなく、土の量(地植えか鉢か)や風、反射熱で変わります。様子を見ながら調整していきましょう。判断に迷う場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
家庭菜園の西日対策と工夫

西日は、光の角度が低くて葉や実に刺さりやすい上に、空気自体が熱い時間帯に来るのがつらいところです。南西向き・西向きのベランダだと、壁や床の照り返しで体感がさらに上がりがちです。いわゆる“熱風”みたいな時間帯があって、ここで一気にしおれることがあります。ここ、めちゃくちゃ気になりますよね。
西日は「時間を外す」だけで楽になる
対策としては、すだれ・シェード・タープで「西側だけ」を覆う、遮光ネットを西面に立てる、背の高い作物や支柱棚を西側に置いて自然の日陰を作る、鉢なら午後だけ日陰に移動する、などが現実的です。全面を覆う必要はなくて、西日が刺さる角度だけカットできれば十分なことが多いです。
西日が強い環境では、配置が効きます。
- 背の高い鉢を西側、低い鉢を東側へ
- コンクリ直置きを避け、すのこ等で断熱
- 遮光資材は葉に触れない距離で設置
ベランダは「反射熱」と「鉢の温度」にも注意
ベランダは地面がコンクリで、日中に熱をため込みやすいです。夕方に西日が当たると、その熱と合わせ技になって、葉だけじゃなく根にもダメージが来ます。なので、鉢はすのこに乗せる、鉢カバーで直射を避ける、鉢を2重にして断熱する、みたいな“根を守る工夫”が意外と効きます。
留守の日は「乾き対策」を仕組み化
留守が絡む場合は、水やりと遮光のセット運用がさらに大事になります。私なら、出かける前日にマルチングを追加して乾きを抑え、当日は朝しっかり水を入れて、午後の西日をシェードで外す、という形にします。必要なら、家庭菜園で家を空けるときの水やりと害虫対策もあわせて見ると、運用のイメージが作りやすいです。
強風の日は、シェードやネットがあおられて危険なことがあります。固定が甘いと鉢が倒れたり、資材が破れたりするので、無理な設置は避けてください。安全第一でいきましょう。
西日対策は「遮光の角度」と「根の温度」の2つを押さえると、一気に安定します。ここを決めると、夏の家庭菜園がだいぶラクになりますよ。
家庭菜園の方角で日当たりが良すぎる場合の改善策
ここからは「具体的に何をやればいいか」を、道具・育て方・作物選びの3方向からまとめます。全部やる必要はなくて、あなたの環境で効くところからでOKです。
家庭菜園の遮光ネット選び方と遮光率

遮光ネットは、日当たりが良すぎる問題に対して一番コントロールしやすい道具です。ポイントは、遮光率を上げすぎないことと、風通しを殺さないこと。一般的な野菜栽培なら遮光率20〜50%程度が目安ですが、これはあくまで一般論で、株の様子で微調整が必要です。日当たりが良すぎる場所ほど「遮光を強くしたくなる」んですが、強くしすぎると光が足りずに徒長したり、実つきが落ちたりするので、段階的が安全です。
色の違い:黒・白・銀で何が変わる?
色も選び方の一つで、黒は遮光しやすい反面、熱を持ちやすいことがあります。白や銀系は反射で温度上昇を抑える狙いがあるので、熱が厳しい場所だと選択肢になります。とはいえ、家庭菜園では“設置のしやすさ”も大事なので、まずは扱いやすい素材を選び、必要なら追加で工夫する、という順番でも全然OKです。
| 遮光のやり方 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|
| 遮光ネット20〜30% | まず試す・軽い葉焼け | 徒長しにくいが、改善が弱い時も |
| 遮光ネット40〜50% | 西日が強烈・反射熱が強い | 遮りすぎると生育が落ちるので部分運用推奨 |
| 西側だけの立て掛け | 午後だけ厳しい | 風であおられない固定が必要 |
| タープ・すだれ | 広く陰を作りたい | 蒸れない高さと風の抜けを確保 |
設置のコツ:葉から距離を取る、風を逃がす
設置のコツは、葉に触れない距離をとること。触れると擦れや蒸れの原因になりやすいです。あと、ネットは“天井”に張るより、“西側の壁”として立てた方が効くケースもあります。特に南西・西向きは夕方の角度で刺さるので、横からの光を切ると体感が変わります。
遮光を入れると何が変わる?を一言でいうと、日中の「上がりすぎる温度」を抑えられることです。近年の高温の影響と、遮光・かん水といった適応策が整理された資料もあります。
遮光ネットの効果や適切な遮光率は、作物・地域・風通し・反射熱などで変わります。この記事の数値や目安は一般的な参考として、最終的な判断は現場の状況を優先してください。迷う場合は、園芸店や自治体の園芸相談など専門家にご相談ください。
遮光ネットは、一度買うと毎年使えることが多いので、夏のストレスが大きい環境なら投資価値が高いです。あなたの家庭菜園の「一番きつい時間帯」を狙って、上手に使っていきましょう。
家庭菜園の遮光寒冷紗の使い方

寒冷紗は、遮光ネットより軽くて扱いやすいことが多く、小面積のベランダ菜園で便利です。遮光というより「直射を和らげる」「風を散らす」方向のイメージで使うとハマります。虫よけや霜よけに転用できるタイプもあるので、道具を増やしたくない人にも向きます。私も最初は寒冷紗から入ることが多いです。扱いがラクだと、出し入れが苦じゃなくなるんですよね。
寒冷紗が向くケース:小面積・部分遮光・軽量重視
私は、強い日差しのピークが短い環境では、寒冷紗で様子見して、足りなければ遮光ネットへ、という順番がやりやすいかなと思います。特に午後の西日だけが厳しいなら、西側だけ寒冷紗を立てる運用でも結構ラクになります。手すりに結束バンドで固定できることも多いので、ベランダ勢には相性が良いです。
“覆い方”で差が出る:空間を作るのがポイント
寒冷紗は葉に近い位置でピタッと張るより、少し空間を作って風が抜けるようにすると効果が安定します。近すぎると、布自体が熱を持って葉に熱が伝わったり、葉が擦れて傷になったりしがちです。支柱やトンネル支柱を使って、簡易トンネルのように“屋根”を作るのもおすすめです。
覆いすぎると、風が止まって蒸れやすくなります。葉が濡れたままになりやすい環境では病気のきっかけになることもあるので、通気を優先して設置してください。
寒冷紗×他の対策で「効き」を増やす
寒冷紗単体で足りないと感じたら、マルチングを足すだけでも体感が変わります。土が乾きにくくなると、日中のしおれが減って、結果として葉焼けもしにくくなります。さらに、鉢の下にすのこを入れる、鉢を壁から少し離して熱だまりを避ける、など“熱を逃がす”工夫を足すと、寒冷紗の効果が伸びます。
寒冷紗は夏だけじゃなく、春先の遅霜よけや強風の緩衝としても使いやすいです。道具を増やしにくい人は、汎用性で選ぶのもありですよ。
寒冷紗は「完璧に遮る」道具じゃないぶん、扱いの柔軟性が強みです。あなたの菜園がどれくらい“きつい”かに合わせて、遮光ネットと使い分けるのがいいかなと思います。
家庭菜園の半日陰野菜一覧と選び方

「日当たりが良すぎる」なら、逆転の発想で、半日陰でも育ちやすい野菜やハーブを混ぜるのが強いです。日照が強すぎる場所は、どうしても“夏に弱い作物”がつらくなるので、最初から適性が高い作物を入れるだけで失敗が減ります。ここ、気になりますよね。せっかく植えたのに暑さで溶けるとメンタルに来るので、適性の力を借りるのが賢いです。
半日陰で育てやすい系:葉物・香味野菜・一部ハーブ
たとえば、リーフレタス系、シソ、ミツバ、パセリなどは半日陰で回しやすいです。葉物野菜は強光と暑さで傷みやすい反面、午前だけ日が当たる場所なら意外と安定します。夏越しの葉物栽培を狙うなら、「午前は日が当たり、午後は陰」という場所が本当にありがたいです。
ハーブなら、ミント、チャイブ、パセリは半日陰寄りでもいける一方、バジルやローズマリーは日光が好きなので「場所の良いところ」を優先してあげると育ちが素直です。つまり、菜園の中で“席順”を作るイメージですね。日当たり最強の席は果菜類、半日陰の席は葉物や香味野菜、みたいに。
南向きで日当たりが強い場合でも、背の高い作物の下や、棚の下に半日陰ゾーンを作ると、葉物やハーブの居場所ができます。
コンパニオンプランツで「自然のシェード」を作る
コンパニオンプランツって聞くと難しそうですが、ここでは単純に「背丈の差で日陰を作る」発想でOKです。たとえば、支柱で育てるつる性の作物(インゲンやキュウリ)を西側に配置して、下にレタス系やミントを置く。これだけで、午後のきつい時間帯に自然の影ができます。遮光ネットより見た目も柔らかいので、家庭菜園の雰囲気を壊したくない人にも向きます。
選び方のコツ:目的を分けると迷わない
「収穫量を取りたい」のか、「失敗なく育てたい」のかで選び方が変わります。収穫量重視なら果菜類の席を広く取り、失敗回避なら半日陰で育てやすい葉物やハーブの比率を上げる。私のおすすめは、まず失敗しにくい作物で“成功体験”を作ってから、果菜類に挑戦する流れです。庭全体の配置で迷うなら、家庭菜園デザイン例で差をつける小庭レイアウトの考え方もヒントになります。
半日陰向きの作物でも、風通しが悪くて湿気が溜まる場所だと病気が出やすいことがあります。「光が弱い=安全」ではないので、風の抜けも一緒に見てください。
日当たりが良すぎる環境は、裏を返せば“光の資源”が豊富です。全部を強光に合わせるんじゃなくて、適性の違う作物を混ぜて、菜園全体を安定させるのが一番ラクですよ。
家庭菜園の暑さ対策や野菜水やりの基本

暑さ対策で一番効くのは、実は水やりの「時間」と「やり方」です。基本は早朝にたっぷり。朝は気温が低めで蒸発が少なく、水が根に届きやすいからです。逆に、真夏の昼間に水をかけると、葉に残った水滴が熱を持って葉焼けのきっかけになったり、土が急に蒸れて根が苦しくなったりすることがあります。ここ、気になりますよね。「乾いてるから今あげたい」ってなるんですが、時間帯で逆効果になりやすいんです。
水やりは「回数」より「根に届く量」
水やりは、ちょこちょこより「たっぷり間隔」が基本です。表面だけ濡らすと根が浅くなり、暑さに弱くなりやすいです。鉢なら底穴から水が流れるまで、地植えなら株元にゆっくり染み込ませるイメージ。表土が乾いてからたっぷり、が迷いにくいです。もちろん、猛暑日が続く時期は乾きが早いので、土の量が少ない鉢は毎日になることもあります。
夕方の水やりは「早め」と「葉を濡らしすぎない」
夕方にやるなら、日没ギリギリよりも少し早めに済ませるほうが無難です。夜に湿りっぱなしだと病気が出やすいこともあるので、風通しとセットで考えます。やむを得ず夕方になるときは、葉に水を残さないように株元中心で。葉を濡らすなら、日中の高温時間帯は避けるのが安全です。
水やり回数は、気温や鉢の大きさ、土の種類で変わります。ここでの話はあくまで一般的な目安として、土の乾きと株の様子を見て調整してください。判断に迷う場合は、園芸店や専門家に相談するのがおすすめです。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
マルチングは水やりの味方
土の表面がすぐ乾く環境では、ワラ・腐葉土・バークなどのマルチングがかなり効きます。マルチングは水分保持だけでなく、地温の上がりすぎを抑える効果も期待できますよ。日当たりが良すぎる場所は、蒸発が速すぎて水やりが追いつかないことがあるので、マルチで“蒸発負け”を減らすのがコツです。
暑さ対策の水やりは、この順番で考えると迷いにくいです。
- 朝に根域を満たす(最優先)
- マルチングで水持ちを伸ばす
- 必要なら夕方は早めに補給
- 葉を濡らしすぎず、風を通す
水やりは毎日の作業だからこそ、無理なく続けられる形が一番です。あなたの生活リズムに合う“水やりの型”を作っていきましょう。
家庭菜園の方角と日当たりが良すぎる時のまとめ

家庭菜園の方角で日当たりが良すぎるときは、まず「どの時間帯が強いか」を切り分けて、遮光を部分運用するのが近道です。南向きは長時間、南西・西向きは西日が刺さりやすいので、遮光ネットや寒冷紗、すだれでピークを削りつつ、マルチングと早朝の水やりで乾燥ストレスを下げると安定しやすくなります。ここまで読んで、「やること多いな…」と思ったかもですが、全部を一気にやらなくて大丈夫です。効くところからでOKです。
最短ルートは「ピーク遮光+朝の水+土の保湿」
私が“最低限”で組むなら、①西日(または一番きつい時間帯)の遮光、②朝の灌水、③マルチングの3点セットです。これで日中のしおれが減り、葉焼けや実の日焼けのリスクも下がりやすいです。そこに余裕が出たら、鉢の断熱や配置の見直し、作物の組み合わせ(半日陰野菜やハーブ)を足していくと、夏の家庭菜園がだいぶ安定します。
作物側の工夫も効く:葉を取りすぎない・日陰を作る
作物側でも、葉を取りすぎない、背の高い作物で日陰を作る、半日陰野菜やハーブを居場所に合わせて選ぶ、という工夫が効きます。コンパニオンプランツで自然の日陰を作る発想も、家庭菜園だと取り入れやすいですよ。方角が変えられないなら、配置と管理で“環境を寄せる”のが正解です。
気温や日射、土の状態は毎年・毎日変わります。この記事の数値や目安は一般的な参考として、最終的な判断は現場の状況を優先してください。症状が重い場合や原因の切り分けが難しい場合は、自治体・JA・園芸店などの専門家に相談し、正確な情報は公式サイトや公的機関の案内をご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。





